寄席の楽しみ方

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こちらのブログでは新年のご挨拶はまだでしたね。

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

仕事始めの昨日月曜は、バタバタしててブログ記事をアップできませんでした。

月曜と木曜に更新すると申し上げておきながら申し訳ございません。



さて、寄席の楽しみ方は人それぞれですが、ホールとかで行われる独演会や落語会のようにがっちり聴きこむというよりは、お酒と助六なんぞを持ち込み、「誰が出るのかな、今日はなんの噺かな」とあくびでもしながら、ゆるく楽しむのが寄席の楽しみの一つでもあります。

やるほうはもちろん真剣勝負なのですが、通常、東京の寄席では10日間が一つの番組の単位で、すなわち、10日間ほぼ同じ演者が同じ会場・同じ時間に出てくるわけです。

そこで、少なくとも同じ日に同じ噺をしてはいけないという暗黙の決まりもあり、季節感やその日のお客さんのノリなんかを気にしながら、噺家さんはその場で演目を決めて高座へあがります。

すなわち、ジャズでいうところのジャムセッションのような感覚が寄席にはあるのです。

そこで繰り広げられるのは、噺家対噺家の腕比べならぬ噺比べ。

聴くほうも「ゆるく」と言いつつも噺家の真剣勝負をしっかりと楽しむことができます。

さすがに10日間まったく違う演目をというのはなかなか厳しいようですが、日々自分のレパートリーの中から他の噺家さんとかぶらずに、その場の雰囲気や季節や天候を意識した噺を演じる噺家さんてなかなかすごいと思いませんか?

とくに主任(トリ)ともなると、その前にかなりの演目が演じられ、そんな中、しっかりとトリを務めなくてはいけないわけで、演者には相当な力量が求められます。

逆に言うとそれだけの力を持った噺家さんが主任(トリ)を務めるのが寄席ということになります。

わたしたちの「狸寄席」の演者の人数はまだまだ本場の東京には及びませんが、ぜひ皆さんの力で、そんなゆるいお江戸の寄席を目指していきませんか?



さて、昨年10月27日に開催された「第一回狸寄席」では、主に狸小路界隈のたくさんのお店にチラシを置かせていただきました。

ちなみに写真はそのときの5丁目のとあるお店です。

どちらのお店かおわかりになりますでしょうか?

狸の置物とのコラボです♪

今後、また狸寄席のチラシを置かせてくださいと、スタッフがお邪魔するかもしれません。

その時は可能でしたらチラシを置いてくださるとありがたく存じます(^^)。
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tanukiyose

Author:tanukiyose
狸寄席は、地元で活躍する芸人(パフォーマー)の紹介の場でもありたいと思っています。札幌に来たら狸寄席を見に行きたいと思われるような、お客様に愛されるコミュニティを目指します。
Q 札幌に寄席をつくろうと思うわけは?
A 東京や大阪には、定席と言われる寄席があります。そして寄席のある街の周辺には昔ながらの賑わいがあって、風情があります。我々は、かつて7軒も寄席があったと言われている札幌の中心市街地に、気軽に生の演芸を体験できる場所をつくることで、街を味わい豊かにできるのではないかと考えています。狸小路を和服で行きかう人が増えたり、北海道の歴史や出来事を落語にする人がでてきたり、そうした街に魅力を感じて、街を愛する人が増えれば良いなと思っています。即物的に買い物を楽しむだけではない、そこにいる時間を楽しめる場所をつくることで、文化的に豊かなまちづくりに貢献できると信じて「寄席」づくりを目指しています。
Q 狸寄席と他の落語会の違いは?
A 狸寄席は、本場江戸の寄席のように、着流しでふらっと立ち寄れて飲食も楽しめることができます。また、地元で活躍する芸人( パフォーマー) も多数出演する札幌スタイルの番組で、どこにも真似できない寄席をつくっていきます。

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