2019/10/11
小狸ポンズちゃんの落語レポート①
みなさんこんにちポン!いかがお過ごしでしょうか?
狸寄席に、落語のことや、寄席のもろもろを学びたいという見習いの子が入ってきました。
小狸ポンズちゃんです。
そこで、落語と寄席の勉強になるので、聴いてきた落語会のレポートを書いて、みなさんにお目通ししてもらおうということになりました。
まだまだ見習いなので、おや?ってところがあるかもしれませんが、どうか笑って許してくださいませ♪
第一弾は福北寄席です。
福北寄席は昨年12月から札幌で落語会を隔月開催されています。落語芸術協会のスタッフの方と札幌のスタッフの方が力を入れて札幌の落語文化を盛り上げていただいています♪
呼ぶメンバーも成金をはじめとするイキの良い噺家さんや、脂の乗った噺家さん、ときには漫談など色物さんも呼んで寄席の雰囲気を感じられる楽しい会を企画されており、私たち狸寄席の活動とも相通じるものがあります。
福北寄席は、これからも切磋琢磨していきたい良きライバルであり、良き仲間のような存在です♪
前置きが長くなりました、それでは、どうぞお楽しみください!
「狸寄席見習い、ポンズちゃんの落語会レポート
〜寄席ってやっぱり楽しいねぇ、第6回福北寄席編〜」
第6回 札幌福北寄席〜三遊亭遊雀とゆかいな仲間たち〜 に行ってきました!
18時の開場に合わせて続々とお客様が…
開演に先立ち「携帯電話の電源はお切り下さい」とのアナウンス。
会場が一丸となって、心地良い環境をつくることは大切ですね!
明るい場内は、ほどよいリラックスモードに包まれスタートしました。
最初に出てきたのは二ツ目の笑福亭羽光さん。
笑福亭鶴光師匠の弟子である羽光さんは、師匠のイメージから、日常でもプチエロ疑惑をかけられたりと、らしさ満点のまくらで会場を沸かせます。
笑えるエロは健康にも良い…はず!
ちなみに「まくら」というのは、落語の本題に入る前に話す部分のことを指します。
つまり、噺の導入部分ということです。
内容は、噺家さんによって異なるので、まくらも落語の楽しみの一つといえるでしょう。
そこから、上方スタイルの新作「悲しみの歌」を。この噺は「私小説落語」で、羽光さんの学生時代のお話だそうです。
「私小説落語」って初めて聞きましたが、良い響き!
「悲しみの歌」は、クラスで一番イケてない男子、中村好夫(羽光さんの本名)のファーストキスを賭けたハラハラドキドキの学園落語(?)です。
イケてない学生時代を過ごした私は、ずいぶんと胸を打たれました…。
二人目は、自称次期笑点メンバーに最も近い男、二ツ目の春風亭昇也さん。
昇也さんの軽妙な語り口に、会場は笑顔。
安定の春風亭昇太師匠いじりもほどほどに、寒くなってきた札幌にぴったりの、古典「時そば」を。
そばをすする場面で拍手が無かったことにショックを受けていた昇也さんですが、いえいえ、観客全員聞き惚れていただけです、と言いたいところ。
落語初心者でも楽しめる「時そば」ですが、昇也さんは途中、蕎麦屋が使う欠けたどんぶりを「はてなの茶碗」に例えるなど、落語ファンの心もグッと掴みます。
聞かせるところはしっかりと、昇也さんの人懐っこいユーモアで何度聞いても飽きない「時そば」でした!
仲入りのあとは、ねづっちさん。
この会、唯一の漫談です。
一人で行う芸という意味では、落語と同じですが、座って話すのと立って話すのでは、なんとなく緊張感が違うような…
でも、心配ご無用!
ニコニコと登場し、早速なぞかけを。
お客様一人一人と目を合わせながらお話することで、会場はとても和やかなムード。
最後は、お客様からお題をいただく即興なぞかけ。観客全員で声を揃えて、「その心は?」
まとまり感のある空間になりました!
「拍手は躊躇わず」という、ねづっちさんの言葉から終始笑いと拍手の絶えない漫談でした。
トリを飾るのは、真打ちの三遊亭遊雀師匠。
「トリ」とは、一番最後に出る芸人を指し、真打ちになると寄席で「トリ」をつとめることができます。
お酒が大好きな遊雀師匠は、酔っ払いが登場する古典「代り目」を。
お酒を飲む仕草、飲んだあとの幸せそうな顔…
完全にお酒が見えました。
また、高座の赤い布が反射して、遊雀師匠の頬がピンク色に…
そう見えるのも、遊雀師匠の技量。
どこか色っぽくて憎めない、愛すべき酔っ払いです。
噺の中には、北海道旭川の地酒「男山」が登場し、「悲しみの歌」や漫談、それから「時そば」の一部が盛り込まれ、会場は大盛り上がり。
トリを飾るとは、まさにこのこと!
なかま想いの遊雀師匠がしっかりとまとめあげた、素晴らしい寄席でした!
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