2016/07/22
「狸寄席2016夏」に出演の演者さん紹介「三遊亭歌武蔵師匠」
いよいよ明日7月23日(土)に開催される「狸寄席2016夏」のにご出演いただく落語家さんをご紹介させていただいております。
今週末の開催ですので、是非ご予定にお入れ下さい。
夜の部のトリを飾っていただくのは、落語の「三遊亭歌武蔵師匠」です。
岐阜県のご出身の歌武蔵師匠は、昭和58年3月、相撲の武蔵川部屋に入門されます。
怪我が元で、昭和58年9月に廃業したのち、同12月に三代目三遊亭圓歌師匠に入門。
このとき、事前に若かりし歌武蔵師匠が落語をよく聞いていたことを知っていた武蔵川親方は、「もしかしたら私の弟子がそちらを訪ねるかもしれません」と落語の師匠さんたちにお話していたそうで、若かりし頃の歌武蔵師匠が実際に圓歌師匠を訪ねた時、圓歌師匠は武蔵川親方に「(歌武蔵師匠が)訪ねてきたけど、追い返そうか?」と連絡したそうです。
すると武蔵川親方は「(相撲の時は)私が彼を相撲界に連れてきてきたが、今回は彼(歌武蔵師匠)が自分で師匠を探した。もし差支えなかったら弟子にしてやってください」とお返事なさったとのことです。
昭和59年5月には前座となり「三遊亭歌ちどき」と名乗られます。
修行に次ぐ修業を積み、昭和63年9月には二つ目に昇進、名を「三遊亭歌武蔵」と改められます。
「歌武蔵」とは、相撲で入門した武蔵川部屋に由来するそうです。
平成6年4月の海上自衛隊への入隊及び練習員課程を経て、11月にはザイールに慰問にも向かわれています。
そして平成10年3月、真打に昇進、全国各地の高座、テレビ、ラジオ、各種イベントに引っ張りだことなって現在に至ります。
国立演芸場花形演芸会金賞受賞などその実力もさることながら、お相撲さんにちなんだ噺が人気の歌武蔵師匠。
狸寄席は初登場ですが、今まで札幌にも何度もお越しいただいており、今後のますますのご活躍が楽しみです。
いよいよ明日と迫りました「狸寄席2016夏」!
暑さを笑いで吹き飛ばすべく、是非狸小路5丁目まで足をお運びくださいっ!
以下は「狸寄席2016夏」の詳細です。
「第九回狸寄席2016夏」(昼の部・夜の部)
場所 さっぽろ狸ぽんぽこ座(札幌プラザ2・5)
住所 札幌市中央区南2西5(狸小路5丁目)
●昼の部「小狸寄席(素人寄席)」:出演 社会人落語 夢カンパニー所属芸人他
※協力:札幌落語倶楽部 道南落語倶楽部
料金 1,000円 小学生以下500円(前売・当日とも)
日時 2016年7月23日(土)12:30開場13:00開演 16:00終演予定
●夜の部「狸寄席」出演 三遊亭歌武蔵 春風亭柳朝 林家つる子
料金 2,500円(前売) 3,000円(当日)
日時 2016年7月23日(土)16:30開場17:00開演 19:00終演予定
※昼夜通し券3,000円
お問合せ先 : 狸小路に常設演芸場をつくる会事務局(着物工房MAMEGURA内) E-MAIL tanukiyose@gmail.com
電話 011-511-6777(受付:水-日12:00-18:00)月・火休
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