「饅頭こわい」という噺と、明日はいよいよ「寺子屋ぽんぽこ!」川柳

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落語もいろんな噺がありますが、「饅頭こわい」という噺はわいわいがやがやと長屋の連中が盛り上がる、罪のない噺とでも言えばいいのでしょうか。実はこの噺、もともとは上方落語の噺だったようです。

上方は大阪と京都のことで、江戸時代の半ばから明治にかけては、上方にも落語文化が華開き、庶民の娯楽として親しまれていたそうで、上方から江戸へ伝わった噺は、「饅頭こわい」の他に、「不動坊」「らくだ」「笠碁」などたくさんあるそうで、江戸から上方には、「芝浜」や「唐茄子屋政談」などが伝わっています。

東西の交流は現在も続きさらに活性化しているそうです。

現在進行形の落語を、「狸寄席」でぜひお楽しみください♪

写真は札幌落語倶楽部の稽古会を見学している一コマです。




なお、いよいよ明日、寺子屋ぽんぽこ!その一「庶民の心伝え続ける575・・・こんにちは、川柳です!」が開催されます。

狸寄席では、落語にまつわる和の事や、狸小路のことを深く知ることでもっと寄席を楽しめるように、「寺子屋ぽんぽこ」という企画を始めました。

日本人の心の根底に脈々と受け継がれている「五・七・五」の言葉のリズム。

和の世界になくてはならないソウルリズムとでも申しましょうか。

明日はその川柳を「川柳さっぽろ」編集長の太秦 三猿 先生に掘り下げていただきます。

その名も「庶民の心伝え続ける575・・・こんにちは、川柳です!」と題し、江戸文化の粋を体現する、川柳のいろはを学びます。

江戸文化に興味ある方、サラリーマン川柳が好きな方、粋になりたい方などなど、新たな扉を開けてみませんか?

ご興味のある方はぜひ一度遊びにお越しください♪



太秦先生のプロフィール 
1935年札幌生まれ。札幌川柳社運営同人。「川柳さっぽろ」編集長。
エッセイストとして道新「朝の食卓」執筆はじめ著書多数。
HBCラジオ、「土曜は朝からのりゆきです」で「お昼の川柳」レギュラー。
著書:「しなやか散歩道」「しなやかれすとらん」「さらりー漫歩」「あなたの奥さん大丈夫」「しなやかシニアの川柳図鑑」「北海道発 知恵の力仕事(共著)」など。

ブログ:「三猿の川柳+α」 http://blogs.yahoo.co.jp/baronwitty/

お申し込みはFacebookにて参加表明もしくは狸寄席事務局までお名前、参加人数、メールアドレスを明記の上、お申込みお願いします。
狸寄席事務局:tanukiyose@gmail.com

会場:さっぽろ狸ぽんぽこ座(札幌プラザ)(中央区南2西5 狸小路5丁目)

スケジュール
2月4日  19時~20時 
「庶民の心伝え続ける575・・・こんにちは、川柳です!」
講師 太秦 三猿 先生(川柳さっぽろ編集長)
料金 500円(狸寄席支援金)
前座 2月15日(土)開催の「小狸寄席」出演の素人噺家による落語一席
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プロフィール

tanukiyose

Author:tanukiyose
狸寄席は、地元で活躍する芸人(パフォーマー)の紹介の場でもありたいと思っています。札幌に来たら狸寄席を見に行きたいと思われるような、お客様に愛されるコミュニティを目指します。
Q 札幌に寄席をつくろうと思うわけは?
A 東京や大阪には、定席と言われる寄席があります。そして寄席のある街の周辺には昔ながらの賑わいがあって、風情があります。我々は、かつて7軒も寄席があったと言われている札幌の中心市街地に、気軽に生の演芸を体験できる場所をつくることで、街を味わい豊かにできるのではないかと考えています。狸小路を和服で行きかう人が増えたり、北海道の歴史や出来事を落語にする人がでてきたり、そうした街に魅力を感じて、街を愛する人が増えれば良いなと思っています。即物的に買い物を楽しむだけではない、そこにいる時間を楽しめる場所をつくることで、文化的に豊かなまちづくりに貢献できると信じて「寄席」づくりを目指しています。
Q 狸寄席と他の落語会の違いは?
A 狸寄席は、本場江戸の寄席のように、着流しでふらっと立ち寄れて飲食も楽しめることができます。また、地元で活躍する芸人( パフォーマー) も多数出演する札幌スタイルの番組で、どこにも真似できない寄席をつくっていきます。

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