中川ライター店閉店直前の店内vol.1

先週はついぞブログをアップすることができませんでした。

万一、楽しみにしてくださっている奇特な方がいらっしゃったら、大変申し訳ありません。

今週から復活させていただく所存です(^^)。





今回と次回のブログで、1902(明治35)年から狸小路で営業を続け、さる1月12日に113年の歴史を閉じた雑貨店(喫煙具、模型等)「中川ライター店」のことを記事にしようと思います。

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閉店前日の1月11日に伺ってきました。

元々は1月末の閉店を予定していたのですが、閉店のニュースを聞きつけたファンたちが多数来店し、在庫数が乏しくなったたえに1月12日に閉店を前倒ししたそうです。

なお、店内撮影にはスタッフさんの許可をいただいています。





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一歩中に入ると、中川商店との別れを惜しむたくさんのお客さんの熱気が感じられました。

まだ少年だったころ、恐る恐る扉を開けたときに感じた熱気と同じ熱気でした。

天井から下げられた飛行機模型、左右にはたくさんの大小の商品。

怪しくマニアックでありながらも、夢がたくさん詰まってるお店でした。

たくさんの常連さんが押し掛け、賞品が少なくなった今もそこに詰まってる夢は変わってないような気がしました。





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賭け事(主に麻雀)のこまごまとした紛失物補充用のストックです。

この麻雀牌は、手積み用なのか、それとも全自動卓用なのか…とかいろいろと感慨深く思慮してしまいました。

若干他の牌と色合いが違って見えるだろうなぁ…なんて余計な心配をしながら…。





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商品が少なくなった棚で見つけた、三共さんのラジコンのプロポです。

今風ではない年代物のプロポですが、もしかしたら今でも動くのかもしれません。





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天井に目を向けると、こちらはヘリコプターの模型が多いエリアのようですね。

この不揃いの蛍光灯の並びも、なんとなく甘酸っぱい思い出を感じることができるのは私だけでしょうか。





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こちらは飛行機の模型です。

この飛行機の模型も、この日もしくは翌日の閉店までに、誰かに購入されていったのでしょうかね。

やがて訪れる春に、元気に大空を飛んでてくれたらいいなぁ…なんて思いました。





それでは、次回に続きます。
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Author:tanukiyose
狸寄席は、地元で活躍する芸人(パフォーマー)の紹介の場でもありたいと思っています。札幌に来たら狸寄席を見に行きたいと思われるような、お客様に愛されるコミュニティを目指します。
Q 札幌に寄席をつくろうと思うわけは?
A 東京や大阪には、定席と言われる寄席があります。そして寄席のある街の周辺には昔ながらの賑わいがあって、風情があります。我々は、かつて7軒も寄席があったと言われている札幌の中心市街地に、気軽に生の演芸を体験できる場所をつくることで、街を味わい豊かにできるのではないかと考えています。狸小路を和服で行きかう人が増えたり、北海道の歴史や出来事を落語にする人がでてきたり、そうした街に魅力を感じて、街を愛する人が増えれば良いなと思っています。即物的に買い物を楽しむだけではない、そこにいる時間を楽しめる場所をつくることで、文化的に豊かなまちづくりに貢献できると信じて「寄席」づくりを目指しています。
Q 狸寄席と他の落語会の違いは?
A 狸寄席は、本場江戸の寄席のように、着流しでふらっと立ち寄れて飲食も楽しめることができます。また、地元で活躍する芸人( パフォーマー) も多数出演する札幌スタイルの番組で、どこにも真似できない寄席をつくっていきます。

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