2015/02/02
先週はついぞブログをアップすることができませんでした。
万一、楽しみにしてくださっている奇特な方がいらっしゃったら、大変申し訳ありません。
今週から復活させていただく所存です(^^)。
今回と次回のブログで、1902(明治35)年から狸小路で営業を続け、さる1月12日に113年の歴史を閉じた雑貨店(喫煙具、模型等)「中川ライター店」のことを記事にしようと思います。
閉店前日の1月11日に伺ってきました。
元々は1月末の閉店を予定していたのですが、閉店のニュースを聞きつけたファンたちが多数来店し、在庫数が乏しくなったたえに1月12日に閉店を前倒ししたそうです。
なお、店内撮影にはスタッフさんの許可をいただいています。
一歩中に入ると、中川商店との別れを惜しむたくさんのお客さんの熱気が感じられました。
まだ少年だったころ、恐る恐る扉を開けたときに感じた熱気と同じ熱気でした。
天井から下げられた飛行機模型、左右にはたくさんの大小の商品。
怪しくマニアックでありながらも、夢がたくさん詰まってるお店でした。
たくさんの常連さんが押し掛け、賞品が少なくなった今もそこに詰まってる夢は変わってないような気がしました。
賭け事(主に麻雀)のこまごまとした紛失物補充用のストックです。
この麻雀牌は、手積み用なのか、それとも全自動卓用なのか…とかいろいろと感慨深く思慮してしまいました。
若干他の牌と色合いが違って見えるだろうなぁ…なんて余計な心配をしながら…。
商品が少なくなった棚で見つけた、三共さんのラジコンのプロポです。
今風ではない年代物のプロポですが、もしかしたら今でも動くのかもしれません。
天井に目を向けると、こちらはヘリコプターの模型が多いエリアのようですね。
この不揃いの蛍光灯の並びも、なんとなく甘酸っぱい思い出を感じることができるのは私だけでしょうか。
こちらは飛行機の模型です。
この飛行機の模型も、この日もしくは翌日の閉店までに、誰かに購入されていったのでしょうかね。
やがて訪れる春に、元気に大空を飛んでてくれたらいいなぁ…なんて思いました。
それでは、次回に続きます。