2015/01/12
本来なら本日は去る1月10日に開催された『小狸寄席』のことを記事にする予定でしたが、その記事は次回に譲って、今回は狸小路に関連した(特に札幌で育った男性にとって)感慨深く残念な出来事が本日ありますので、そのことを記事にさせていただきます。
本日、1902(明治35)年から狸小路で営業を続けてきた「中川ライター店」が、113年の歴史を閉じます。
元々は1月末の閉店を予定していたのですが、閉店のニュースを聞きつけたファンたちが多数来店し、在庫数が乏しくなったたえに本日に閉店を前倒ししたそうです。
札幌で育った方々(特に男性)にとって、この一種独特なたたずまいは、一度は「中はどんな感じなんだろう?」と思い、思い切ってドアを押してみる…という気持ちにさせてくれる店構えなのではないでしょうか。
閉店のお知らせです。
閉店の日にちが変更されているのがお分かり頂けると思います。
なんでも、4代目の店主さんが50歳という若さで他界され、そのお父様である3代目が再びお店を切り盛りされたそうなのですが、体力の限界を感じ、閉店を決断されたそうです。
かつては狸小路を歩く通行者の目をくぎ付けにしたショーウィンドウです。
以前のショーウィンドウと比べると、明らかに品数が減っております。
中川ライター店さんに思い入れのある方々が、恐らくお買い求めになられたのでしょう。
この閑散としたショーウィンドウが、より多くの方々に愛されたお店なのだということを感じさせてくれます。
店内に関してはお店の方に撮影許可をいただき撮影してきたのですが、是非本日皆さんに実際にお店に訪れていただき、目に焼き付けていただきたく思うために、本日はアップいたしません。
今回撮影した店内写真は、後日あらためてじっくりとアップさせていただく所存です。
以下はお店の情報です。
ご来店の参考になさってください。
店 名:中川ライター店
住 所:〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西4丁目19
電 話:011-221-1442 ファックス:011-221-4202
営業時間:10時~17時(通常は19時までですが、最終日は17時までです)
店内写真の代わりと言ってはなんですが、中川ライター店さんの近くで開催されている本日までのイベントの情報をもうひとつお届けします。
狸小路のイベントじゃないんですけどね(苦笑)。
そのイベントとは、東急ハンズの7階イベントスペースで開催されている「鉄道市」です。
詳細は以下のURLからご確認ください。
それでは、東急ハンズの情報です。
店 名:東急ハンズ 札幌店
住 所:札幌市中央区南一条西 6-4-1
電 話:011-218-6111
営業時間:10時~20時
古き良き国鉄時代の雰囲気満載のスペースです。
鉄道ファンの方、今日までですのでお見逃しなく。
なお、お店の方には撮影の許可をいただいております(^^)。