よい年をお迎えください

イメージ 1

今年一年大変お世話になりました。

来年も変わらぬご厚情をよろしくお願い申し上げます。

思えば、今年は狸寄席に常設の演芸場を作ることを目指す第一歩として「第一回狸寄席」が開催された記念すべき年です。

その時に皆様から頂いたご好評や皆様からの笑顔を、胸の引き出しに大切にしまって、気持ちも新たに新年を迎える所存です。

来年は、まず2月15日(土)13時から道内の素人噺家さんや、芸人さんに参加していただく「小狸寄席」を開催します。

続いて、4月26日(土)には江戸より札幌にゆかりの深い、柳家三之助師匠と六代目春風亭柳朝師匠をお招きする「第二回狸寄席」が開催されます。

なお、「小狸寄席」終了後の2月15日夜には柳谷三之助師匠の「三之助をみたかい?in 札幌 Vol.28」が開催予定ですので、小狸寄席の後に是非お足をお運びください。

私たちの活動はまだまだスタートを切ったばかりですが、少しでも皆様に笑顔になっていただけるよう、将来をしっかり見据えつつ、今と言う時間を大切に取り組んでまいります。

来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

どうぞよい年をお迎えください。
スポンサーサイト



来年2月15日「小狸寄席」の詳細お知らせ

今週の月曜は祝日だったので、更新をお休みさせていただきました。

ごめんなさい。

さて、今日は先週もちらっとお知らせさせていただいた来年2月15日開催の「小狸寄席」の詳報です。




イメージ 1




早いもので2013年ももうすぐ終わり、今年の漢字は「輪」とのことでしたが、皆さんはどんな「輪」を思い浮かべますか?

狸寄席は、来年の2月15日に「小狸寄席」という輪をつなげます。

この会は、札幌もしくは道内の素人噺家さんや、芸人さんに参加していただく会です。

「寄席ってどういう感じなのかな?」というご興味を少しでもお持ちいただいたら、是非お気軽に足をお運びください。

本来、寄席は気軽に足を運んでいただくものですので…(^^)。

また、1月15日まで参加者も募集しますので、道内在住の素人噺家・奇術師・漫才師等の方々ご応募お待ちしております!!



お問合せ・お申込は、狸寄席のFacebookページまでメッセージお願いします。

チケットの発売は1月からを予定しています。
        
メールアドレス  tanukiyose@gmail.com

ホームページ  http://tanuki.yose.hokkaido.jp/




★イベント詳細

2014年2月15日(土)
会場  さっぽろ狸ぽんぽこ座(札幌プラザ2・5)
     札幌市中央区南2西5(狸小路5丁目)
    
出演  綴家小太郎 極楽亭とん暮 茶会家楽志 他
 
料金  1,000円(前売・当日とも)小学生以下500円

時間  12:00開場13:00開演 16:00終演予定



皆様とお目にかかれるのを、一同、楽しみにしております(^^)。

以前道新夕刊に載った記事と「小狸寄席」のお知らせ

イメージ 1

ちょっと前の話になってしまうのですが、10月27日に開催された第一回狸寄席に先立って、10月8日の北海道新聞の夕刊で、狸寄席について取り上げていただきました!

関係してくださったみなさん、本当にありがとうございます。

この記事をきっかけに、多くの方々に狸寄席のことを知っていただけたことと存じます。

皆さんはこの記事、ご覧になりましたか?



さて、狸寄席の会場になるのは、かつて「東宝プラザ」という映画館だった「札幌プラザ2・5」ですが、将来の常設演芸場への夢を叶えることを目指して、「さっぽろ狸ぽんぽこ座」という愛称を使わせていただいています。

この記事にも書かれていますが、明治30年には狸小路に7軒の常設演芸場があり、寄席が庶民の娯楽として大人気だったようです。

時代が移り変わって、今、生の芸能が見直されてきています。

これまで落語を生で鑑賞したことがない方も、「狸寄席」でぜひ生の落語を体験してみてはいかがでしょうか?



あ、そうそう。

お知らせさせていただきたいことがあります。

「狸寄席」の弟分と言える素人落語家さんが集って芸を競うイベント「小狸寄席」が、平成26(2014)年2月15日(土曜)に開催が決定しましたっ!

場所はもちろん「さっぽろ狸ぽんぽこ座」こと「札幌プラザ2・5」(南2条西5丁目)です。

12時開場、13時開演、16時終演予定となっておりますので、皆様お誘いあわせの上、おいでください。(大人1,000円、小学生以下500円)

また、「我こそは」という素人落語家さんがいらっしゃったら、事務局(tanukiyose@gmail.com)にお問い合わせください。

素人落語家さんの募集来年1月15日が締め切りです。

当日の貴方次第では、もしかしたら4月26日(土曜)開催予定の「第二回狸寄席」への出演オファーが来るかもしれませんよ?

2月15日は、午後に「小狸寄席」、夜に柳谷三之助師匠の「三之助をみたかい?in 札幌 Vol.28」と、はしごしてみてはいかがでしょう?

第一回狸寄席(第二回も)に出演の演者さんご紹介「柳家三之助師匠」

イメージ 1

前回と今回で、平成25年10月27日開催の「第一回狸寄席」の演者さんである真打お二人をご紹介しています。

お二人は平成26年4月26日(土)開催予定の「第二回狸寄席」にも出演していただくことが決定しております。

春風亭柳朝師匠に続きましては、柳家三之助師匠のご紹介を!



柳家三之助師匠は、現落語協会会長十代目柳家小三治の9番目の弟子で1999(平成11)年11月に二つ目昇進、2010(平成22)年3月に真打昇進の噺家さんです。

趣味は旅客機に関する全ての現象、観劇、パソコン、小楽器、カメラ、ウイスキー(の他酒全般)、水泳などで、インターネットという新しいメディアを使った新たな落語ファンの獲得を試みながらも、滑稽噺を中心に全国各地で規模の大小に関わらず、継続性や生の高座の醍醐味を伝えることに重きを置いて活動しています。

また、コロムビア「親子できこう 子ども落語集」(2009)CDに昭和の名人たちに混じって「時そば」が収録されています。



二つ目の頃、札幌には落語のお仕事ではなく、ただただ遊びに来ていたところ、友人から「そんなにしょっちゅう来るんなら、札幌でも落語やったら?」と言われ、2008年より「三之助をみたかい?in札幌」と題して独演会を開催。

現在では偶数月の隔月開催となり2014年2月15日土曜日夜には第28回の会が開かれます。

また、そこから派生して今では稚内、室蘭、函館など道内各地で寄席公演を行っております。



柳家小三治師匠と言えば、六花亭さんの寄席でご存知の方も多いと思いますが、その関係か、小三治一門はウィンタースポーツ好きが多いそうで、三之助師匠も冬の富良野でスキーを楽しんでます。

北海道が好き、北の勝が好き、水曜どうでしょうが好き、とずいぶんご縁を感じる三之助師匠が、第一回に引き続き、2014年4月26日(土)に開催の第二回の狸寄席にもご出演頂けることになりました。

皆様お楽しみに!!



また、三之助師匠の動向はネットを通じてご覧頂けます。

ぜひ下記もチェックしてみてください!

ブログ:http://sannosuke.jp/
Twitter:@sannosuke
Facebook:https://www.facebook.com/sannosuke

なお、前述の通り「三之助をみたかい?in 札幌 Vol.28」 は2014年2月15日土曜日夜に開催されることが決定しました。

お時間許しましたら、ぜひ足をお運びください(^^)。

第一回狸寄席(第二回も)に出演の演者さんご紹介「六代目春風亭柳朝師匠」

今回と次回で、平成25年10月27日開催の「第一回狸寄席」の演者さんである真打お二人をご紹介します。

お二人は平成26年4月26日(土)開催予定の「第二回狸寄席」にも出演していただくことが決定しております。

まずは、札幌旭丘高校出身の六代目春風亭柳朝師匠です。


イメージ 1



六代目春風亭柳朝

本名:谷田 正宏(たにだ まさひろ)

生年月日:1970年8月28日(O型・おとめ座・いぬ年)

出身地:静岡県静岡市(小鹿の済生会病院。秋篠宮妃紀子さまと同じ。)



平岸西小卒業、平岸中→伏見中卒、札幌旭丘高校卒業後、東京へ進学。

日本大学政治経済学科卒業後、平成6年8月27日春風亭一朝の許に入門。

前座名、「朝吉(ちょうきち)」をもらう。(ちなみに、師匠一朝は、吉川潮氏著の小説『江戸前の男』の主人公である5代目柳朝の総領弟子で、弟弟子に小朝・正朝・勢朝・半七がいる。師匠一朝のおかみさんは歌舞伎役者、五世片岡市蔵の娘。)

同年10月中席より寄席初出勤。

平成7年、将来を期待される前座に贈られる「第1回林家彦六・岡本マキ賞」を受賞。

平成9年から10年まで、NHK「古里愉快亭 小朝が参りました」のレギュラーアシスタントを務める。

平成10年11月1日より晴れて二ツ目昇進し、名も「朝之助(ちょうのすけ)」に改名。

毎月お江戸日本橋亭で開かれている「若手研精会」にもレギュラーとして出演。

原宿アコスタディオでの独演会「朝之助の春夏冬中」も年4回開催。

フジテレビ、田村正和主演の「古畑任三郎 若旦那の犯罪」にも出演。

平成12年4月より、毎週土曜日NHKラジオ第一「土曜ほっとタイム」の15時から16時ラジオ子供科学電話相談“親子ではてな?”に司会としてレギュラー出演。

平成13年、ファッション雑誌「CanCam」7月号に、浴衣モデルとして長谷川京子らと共演。

平成14年2月15日、「北とぴあ若手落語家競演会」にて奨励賞受賞。

平成19年3月21日より、真打昇進し、六代目春風亭柳朝を襲名。



我が町札幌に育まれ、江戸の町で噺家さんとして成長した真打さんです。

同郷として、おおいに応援しています。

ご活躍を祈念しております。

寄席って何?どこにあるの?

イメージ 1

「寄席(よせ)」っていう言葉をたまに耳にされる方もいらっしゃると思います。

寄席ってなんだろう?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

寄席とはWikipediaを引用させてもらうと、「日本の都市において落語・浪曲・講談・漫才・手品などの技芸(演芸)を観客に見せるため席亭(興行主)が経営する常設の興行小屋である。なお、演芸を行う場所としては、文字通り演芸場(えんげいじょう)もある。」とあります。

落語などの演芸によって「人を寄せる」から「寄席」というそうです。



札幌の常設の寄席(演芸場)は残念ながら戦前に姿を消してしまいましたが、東京や大阪には常設の寄席(演芸場)が存在し、地域の皆さんに笑いを提供してくれています。

そのうち、東京での常設の寄席(演芸場)は現在、上野の鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場と、四席あります。

そこに行けば365日落語が聴けるわけです。

たとえば、上野鈴本演芸場の番組を見ると、12:30に開演で主任(トリ)の出番が16時となっています。

その間出演者は落語が9席、色物が4席と演目で13あります!

それだけ楽しんで2,800円、まさに庶民の楽しみ、2800÷13で一演目あたり215.3円しかかかりません!!

基本的に概ね10日単位で番組が変わりますので、演者は10日間出ずっぱりで報酬もそれほど良くなく、演者さんにとっては割に合わない大変なことですが、観客としては楽しく、演者も芸を磨けるということで、落語の楽しみ方の定番がこの「寄席」かと思います。(※割に合わないっていうのは、このへんが語源らしいです。まちがってたらすいません。)

東京に行く機会がある方はまずこの「寄席」をぜひご体験ください!

札幌にもってきたいのはまさにこの寄席なんです!

写真は新宿の「末廣亭」です。狸小路を歩いているとこんな看板に出くわす。なんだかわくわくしませんか?



このブログは、狸小路に常設の演芸場を作ることを目指している「狸寄席の会」が、落語や狸小路のことをもっともっと知ってもらいたくて、毎週月曜と木曜に更新しています。

クドカンさんが手がけた落語ドラマ

イメージ 1

じぇじぇじぇ(‘jjj’)/

先日流行語大賞の一つにも選ばれたフレーズでもおなじみの大人気ドラマ「あまちゃん」の脚本家宮藤官九郎さんが2005年に「タイガー&ドラゴン」というドラマの脚本も手がけていたのは落語ファンならご存知の方も多いかと思います。

長瀬智也さんがヤクザで落語家の小虎、岡田准一さんが落語家の息子で売れないショップの店主の小竜、脇を固めるのは西田敏行さん、阿部サダヲさん、荒川良々さん、伊東美咲さんと芸達者な面子に加え、笑福亭鶴瓶さんに、春風亭昇太さんと現役落語家も華を添えています。

このドラマをきっかけに落語が好きになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際の落語家の暮らしからはかなりデフォルメもあるし、ネタも今風に仕立ててあるので、これをそのまま受け売りにはできませんが、この作品でも、クドカンさんらしいユーモアと家族愛が伝わる良いドラマだと思います。

着流しのイケメンが街を闊歩する、そんな光景も寄席の隠れた魅力かもしれません。

狸小路をそんなイケメンや着物女子が練り歩いていたら…と想像すると、思わず笑みが出ちゃいます。

粋ですよね。

「あまちゃん」のテーマである家族愛のルーツを探る意味でも「タイガー&ドラゴン」をあらためて見てみませんか?




こんな感じで毎週月曜と木曜に、落語や狸小路のことに関した記事をアップさせていただく予定です。

もしお時間ありましたら、お付き合いいただければありがたく存じます。

ちなみに画像は、さる10月27日に札幌プラザ2.5で開催された「第一回狸寄席」の高座です。

第二回狸寄席は、来年4月26日(土)に開催予定です。

「狸寄席の会」からのご挨拶

イメージ 1


かつて、札幌には演芸場が多数常設されておりました。

演芸場とは、主に落語や講談と言った、「大衆芸能」を興行するための建物です。

資料に残っているだけでも札幌にはかつて「席亭山下」「開進亭」「松進亭」「札幌亭」「金沢亭」「丸市亭」「南亭」などがあり、隆盛を誇ったことがうかがえます。

しかし、多くは明治時代のうちに姿を消し、平成の世の札幌には、常設の演芸場は存在しません。

つい先日も、名古屋に唯一残っていた常設演芸場の「大須演芸場」が閉鎖になるという悲しいニュースが飛び込んできており、そのニュースが記憶に残っている方もおられるでしょう。

それだけ演芸場もしくは大衆芸能を取り巻く環境は、厳しいものと言わざるを得ないかもしれません。



ただ、「和」に起点を発する大衆芸能をこのままにはしておけないと、札幌の狸小路に常設の演芸場を作り、そこで定期的に落語の寄席などを開き、札幌の皆さんに身近な笑いをお届けしたいという志を持つメンバーが集まりました。

それが私たち「狸小路に常設演芸場をつくる会(通称「狸寄席の会」)」です。

札幌は周辺の地域とあわせると200万人を超える大きな町です。

その札幌の中心ともいえる、老舗と若者が共存する賑わいの町「狸小路」に、和と笑いの文化を醸成し、札幌を笑いの絶えない明るい街にしていきたいと考えています。



そのスタートラインとして、2013年10月に江戸から真打の噺家さんをお招きして「第一回狸寄席」(上の画像です)を開催させていただきました。

ご年配の方からお子さんまで、思い思いのお弁当やお飲み物を片手に、噺家さんたちの豊かな表情と軽妙な語り口に酔いしれていただき、大変なご好評をいただきました。

今後も定期的に「狸寄席」を開催し、ゆくゆくは常設の演芸場を…と考えております。

「第二回狸寄席」は平成26(2014)年4月26日(土)に開催予定ですので、皆様ふるって足をお運びください。

みなさまにおかれましては、趣旨をご理解の上、格別のご配慮とご支援賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

プロフィール

tanukiyose

Author:tanukiyose
狸寄席は、地元で活躍する芸人(パフォーマー)の紹介の場でもありたいと思っています。札幌に来たら狸寄席を見に行きたいと思われるような、お客様に愛されるコミュニティを目指します。
Q 札幌に寄席をつくろうと思うわけは?
A 東京や大阪には、定席と言われる寄席があります。そして寄席のある街の周辺には昔ながらの賑わいがあって、風情があります。我々は、かつて7軒も寄席があったと言われている札幌の中心市街地に、気軽に生の演芸を体験できる場所をつくることで、街を味わい豊かにできるのではないかと考えています。狸小路を和服で行きかう人が増えたり、北海道の歴史や出来事を落語にする人がでてきたり、そうした街に魅力を感じて、街を愛する人が増えれば良いなと思っています。即物的に買い物を楽しむだけではない、そこにいる時間を楽しめる場所をつくることで、文化的に豊かなまちづくりに貢献できると信じて「寄席」づくりを目指しています。
Q 狸寄席と他の落語会の違いは?
A 狸寄席は、本場江戸の寄席のように、着流しでふらっと立ち寄れて飲食も楽しめることができます。また、地元で活躍する芸人( パフォーマー) も多数出演する札幌スタイルの番組で、どこにも真似できない寄席をつくっていきます。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR